
HOME > STD(性感染症)を調べる > 細菌性膣症
クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特別の菌が原因ではなく、
普段体内にいる菌が膣内で過剰に繁殖し、炎症を起こす病気です。
プレイが続いたり、膣の自浄作用が落ちるとかかりやすくなります。
月経時や病気をした時など、免疫力が落ちた時にも起きやすく、STD(性病)と決め付けることはできません。
約半数が無症状ですが、妊娠している女性は治療が必要です。
流産や早産の原因とも言われています。
・多種の菌が増殖して起こると言われていますが、病因は完全には解明されていません。
・通常、健康な人の膣の中は強い酸性ですが、免疫力が落ちたり、膣内の洗いすぎなどで膣の中のPH(ペーハー)バランスが崩れ、細菌が繁殖しやすくなります。
膣の分泌液を検査します。
症状を自覚する場合や、妊娠がわかった人は検査を受けましょう。
感染していても、妊娠14週までに治療を行えば、早産になることはほとんどありません。
自覚症状を感じたら医療機関で早期診断を行うことをおすすめします。
膣錠の挿入、クリームの膣内への投与、治療薬の服用などを行います。
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クロラムフェニコール系の膣錠(クロロマイセチン)の使用、 クリンダマイシン(ダラシン)クリームの膣内への投与、 メトロニダゾール(フラジール)の服薬 など |
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膣の分泌液の状態を調べ、治療の効果を判定。 |